高校女子特進Ⅱコースと特進Ⅰコースの2年生7名が11月14日、奈良県新公会堂等で開催された科学の国際学会（ Joint Conference of APES2014, IES and SEST2014 ）で３件のポスター発表を行いました。この国際学会は、分子の構造や電子状態などを調べる分析装置の一つである「ESR（電子スピン共鳴）分光装置」を使用する研究者の国際会議で、世界25カ国以上の国や地域から大学・企業研究者や大学院生の参加がありました。

この学会への高校生参加は世界で初めてということもあり、多くの関係者が興味を持ってポスターの前に訪れてくれました。英語での発表ということで最初は緊張気味でしたが、あっという間に会場の雰囲気になれ後半は、英語でのディスカッションを楽しみながら行っていました。また、高校生たちはメディアの取材も受けました。

※この活動の一部は、JSPS科研費 26915003の助成を受けて実施しました。
生徒たちが発表したポスターのタイトル等は以下のとおり。
1) ESR Study by High School Students (1) Evaluation of Ultraviolet (UV)-Protection  Properties of SunProtection Cosmetics

2)ESR Study by High School Students (2) Detection of Paramagnetic Species in the  Familiar Foods by ESR

3)ESR Study by High School Students (3) Detection of Paramagnetic Species in the Insects by ESR