帝塚山中学校の茶道部ならびに中学校・高等学校の弦楽部の生徒が、地域貢献の一貫として大和文華館の企画展に併せ、来館者に野点と演奏で‟おもてなし”の体験をしました。

これは、一昨年度、大和文華館と帝塚山学園との文化・教育の連携を通じ地域の活性化を図る連携協定を締結したことをきっかけに、茶道部は昨年度に引き続き、弦楽部は今年度より、それぞれのクラブ活動の成果発表の一環として、来館者の多い美術館で‟おもてなしの心”を実践しようとするものです。

6月13日（土）当日は梅雨の中休みとなって天候にも恵まれ、100名を超える来館がありました。
茶道部の生徒は緊張しつつも、凛とした態度で薄茶とお菓子を振舞いました。
弦楽部は総勢30名で、先生の指揮の下5曲演奏しました。大和文華館の素敵な講堂内に、弦楽器の音色が響き渡りました。

生徒達は普段とは違った形でクラブ活動の成果発表ができ、大変有意義な時間を過ごすことができました。来館者の方々にも、中高生によるお茶と演奏の‟おもてなし”を喜んでいただけたのではないかと思います。