自ら問い、考え、未来を切り拓く力を育てる。
帝塚山中学校・高等学校では、「知識を得ること」だけでなく、「得た知識をどう活かすか」を重視した教育を実践しています。
急速に変化する社会において求められるのは、正解のない問いに向き合い、自ら考え、仲間と協働しながら課題を解決していく力です。私たちはその力を「探究力」と捉え、多様な探究型学習をカリキュラムに組み込んでいます。
帝塚山が取り組む「探究型学習 × DX教育」は、知識の習得を超えた、本質的な学びを実現するものです。
生徒たちはICTやAIといった先端技術も活用しながら、自分の関心を深め、考えを磨き、世界へと発信していく力を育んでいきます。
“自分の未来を、自分で切り拓く力を。”
帝塚山では、これからの時代に不可欠な「考える力」「伝える力」「つながる力」を、日々の授業を通して自然に、そして確実に身につけていきます。
探究型学習
自ら問い、深く学び、社会へつなぐ探究型学習
探究型学習は、自分自身がテーマを見つけ、調べ、まとめ、発信するまでの一連のプロセスを通じて、思考力・表現力・主体性を育む学びです。
帝塚山では、中高それぞれの発達段階に応じて段階的に取り組みを展開し、最終的にはプレゼンテーションや論文発表といったアウトプットに結びつけています。
・地域社会と連携したフィールドワーク
・SDGsをテーマにしたグループ研究
・高大連携による専門性の高い課題探究
など、日常の学びと社会との接点を意識した実践を多数行っています。

DX活用
DXの力で、学びはもっと自由に、もっと深く。
帝塚山中学校・高等学校では、教育の質をさらに高めるために、ICTをはじめとする先端技術を積極的に取り入れた「DX(デジタルトランスフォーメーション)」を推進しています。
全生徒は1人1台のiPadを所有し、日々の授業や調べ学習、デジタルノートの活用、オンライン教材での自学自習、グループワークでの共同編集、プレゼンテーション発表など、多彩な学習シーンで効果的にICTを活用。先生と生徒、生徒同士のコミュニケーションも、より柔軟で深いものへと進化しています。


さらに、3Dプリンターを活用した創造的な学びにも取り組んでおり、生徒たちは自らのアイデアを形にするプロセスを通じて、探究心と表現力を育んでいます。
ICTツールは、ただの「便利な道具」ではありません。生徒たちはそれらを「思考を深め、表現を広げる手段」としてとらえ、主体的に使いこなす力を身につけています。
テクノロジーの力で、学びはもっと自由に、もっと深く。帝塚山は、これからの時代にふさわしい教育環境を整え、生徒一人ひとりの可能性を引き出します。
未来教育
育てたいのは、「未来をつくる力」
探究型学習とDX教育の融合によって、生徒たちは「正解を求める学び」から「問いを生み出す学び」へとシフトしていきます。
自ら疑問を持ち、調べ、考え、伝え、そして次のアクションにつなげていく、その繰り返しが、将来あらゆる分野で活躍するための原動力になります。
さらに帝塚山では、AIをはじめとした先端テクノロジーの活用も進めています。データ分析や生成AIの活用など、AIリテラシーを育むプログラムを通じて、生徒たちはテクノロジーを単なるツールとしてではなく、「思考と創造を広げるパートナー」として活用する力を養っています。
私たちは、生徒一人ひとりの可能性を信じ、「考え抜く力」と「発信する力」、そして「未来をつくる力」を、土台から丁寧に育てていきます。


充実の自習環境
「わからない」をそのままにしない、放課後の学び場
帝塚山中学校・高等学校では、放課後も生徒たちが安心して学習に取り組める環境が整えられています。
6号館の職員室前には、パーテーション付きの机を備えた80席の自習室があり、高校1年生から利用可能です。静かな環境で集中して勉強できるほか、すぐそばには教員もいるため、分からないことは気軽に質問できるのも魅力です。
さらに、1号館の3・4階にあるコモンスペースや、長机とベンチを備えた「学びの廊下」、図書館なども放課後に開放されており、生徒一人ひとりのスタイルに合わせて自由に学習場所を選ぶことができます。
静かに集中したいときも、友人と学び合いたいときも。帝塚山には、学ぶ意欲を支える多様な空間があります。


「学びの廊下」すぐそばに先生がいる安心感
6号館の職員室前に「学びの廊下」と呼ばれるスペースが設けられています。廊下に沿って並べられた長机とベンチは、生徒たちが自由に座って学習できる場所。ここでは、教員が職員室のすぐ近くにいるため、分からない問題や疑問点があればその場で質問し、丁寧な解説を受けることができます。
放課後には、自習に励む生徒たちと、それを見守る先生方の姿が日常の風景。形式ばった時間割や授業ではなく、一対一でじっくり向き合ってくれる、そんな温かな関係性がここにはあります。
この「学びの廊下」は、まさに“自ら学ぶ力”を支える、帝塚山らしい学びの場です。


生徒の声
学びの中で見つけた、自分だけの成長。
I.Aさん(中学2年生)
テーマを自分で決めるのは難しいけど、先生が一緒に考えてくれるので安心して挑戦できます。最終発表の達成感はすごく大きかったです!
また、iPadがあることで、調べたりまとめたりする時間が効率よく使えます。チームでスライドを作るのも楽しいです。