高等学校 イベント

2025年度田んぼプロジェクト 年間活動報告2 稲刈り

2025年10月26日にキトラ古墳(奈良県高市郡明日香村)で稲刈りをしました。夏の暑さはすっかり落ち着き、稲穂の色もガラッと変わりました。前日までは雨も降っていて、実施できるか不安でしたが、なんとか天気も味方してくれました。

ただ現地に行くと、稲はみんな倒れていました。雨のせいだけではありません。この品種自体、背が高く、大きくなればなるほど、穂の重みで倒れてしまうのです。「倒れる」ということは、それを「起こし」ながら稲刈りをしていく必要があります。

左側に倒れた稲穂

 膝を曲げ中腰の姿勢での重労働。稲は自分たちの背丈ほどもあります。さらに雨の影響で田んぼも少しぬかるんでいます。田植えの時とは違う土の感触。田んぼの中に分け入り、稲を起こし、刈っていきます。濡れた稲は重く、起こすたびに、隠れていたたくさんのバッタやイナゴが飛んでいきます。それでも収穫のために手を動かし、もくもくと刈っていきます。たった数回の体験ですが、6月の田植えに比べるとたくましくなってきたのを感じます。

 稲刈りをしながら、「この作業性の悪さも生産されなくなってきた要因のひとつだよ」と農家さんが教えてくれます。様々なものが機械化され、デジタル化されていく現代ですが、私たちは自然の中で昔ながらの手作業を繰り返しました。

刈った後は、稲架掛けです。わらで束ねて、稲架に干していきます。束ねる作業が、見た目以上に難しく、なかなかうまくいきませんが、何度も教わりながら、実践していきます。

作業後に、「この仕上がりは過去イチ綺麗!」と褒めてもらい、笑顔で作業を終えることができました。

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