帝塚山中学校・高等学校 学校生活

学校生活

クラブ活動

美術部 (中学・高校/男・女)

クラブ メイン写真

制作風景と合宿風景

部員はそれぞれの作品に取り組んでいます。
「美術」というと、真っ先に絵を思い浮かべる方が多いと思いますが、部員達は絵だけでなく、ペン画や立体作品、陶芸などにも挑戦しています。

高校生になると夏に合宿が行われます。普段あまり接しない自然とふれあい、体感しながら油絵を制作します。己の感性を磨き青春を謳歌できる機会です。

美術部はアットホームで楽しい部活です。

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美術部員によるクラブ紹介です。

《普段の活動》
美術部の普段の活動はただひたすら自分の作品と向き合うことです。一つの机で友達と絵を描いていたとしても、集中し始めるとそれぞれが個々の世界に入り 込みます。何度も自分で試行錯誤し、時には先生や友達からのアドバイスを得て真っ白なキャンバスに自分の納得がいくまで色を重ねていき、それを達成できた 時一つの作品がやっと仕上がります。
それらの作品には面白いほどに、それぞれの個性がはっきりと表れています。鮮やかな絵や優しい絵、透明感のある絵など、自分とは全く違った色調の絵を見 て、刺激を受けることもよくあります。自分の作品と向き合う中で、人の作品を見て何かを得ることは大切です。
絵は描く度に上手くなると思うので努力を欠かさず、卒業までの時間沢山の作品を作っていきたいです。

《高校二年生 部長 「夏の合宿」》
朝から晩まで、自由に作品を制作する.四泊五日に亘っての幸せな生活は、滅多にない貴重な体験となりました。今年は、部長としての責任感を持って、合宿に挑みました。後輩達の世話や合宿の司会など、自分なりにしっかりとやり切った気持ちです。
夜毎の合評は、一人一人の作品に対して、先生からの励ましやちょっぴり辛口のアドバイスを頂き、また先輩後輩を超えての意見交換など、密度の濃い合評ができました。それが作品に反映され、日々、お互いの絵の変化に刺激を受けて、みんな良い作品ができたと思います。
波切は、本当に絵描きに優しい町です。絵を描いていると、町の人々が、描いている対象のいわれを教えてくれたり、絵に対する感想を伝えてくれます。普段、校内で制作しているだけでは学べない事を沢山経験でき、成長できる合宿となりました。


《芸術祭》
二月には奈良県文化会館において、美術部の制作活動の数少ない発表の場の一つである帝塚山芸術祭が開かれます。芸術祭では一日かけて作品の搬入を行い、 部員一同で作品の配置などを決めます。また、会期中には書道部・華道部・写真部と交代で受付を行ったりなど、自分たちで展覧会を作っていきます。
展覧会では、生徒や保護者の方々以外にも一般の方が来て下さいます。中には、作品についての感想を書いて下さる方がいたり、とても勉強になります。
私たちは展覧会に向けて良い作品ができるように一生懸命頑張って制作に取り組んでいます。最近では展覧会を開く学校が少なくなっているそうです。美術部だ けでなく授業で制作したクオリティーの高い作品も展示するこのような展覧会は、帝塚山学園ならではの貴重な行事ではないかと思い、これからも大切にしてい きたいです。

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