行事紹介


学会発表を体験!-第16回ESRフォーラム研究会が本校で開催-
7月13日(金)に本校で第16回ESRフォーラム研究会(学会発表)が開催されました。
高等学校での開催ということで実施された特別企画のサイエンスカフェや特別講演会には、
高校1・2年生約80名が参加しました。
学会参加者(大学教員・企業関係者)と高校生たちが軽食を取りながら「科学」や「研究内容」、
「大学の様子」についての語らうサイエンスカフェでは、和やかな雰囲気の中ときおり真剣な顔つきで
話を聞き入る姿も見受けられました。
特別講演では、高校生に以下の3名の先生方から講演を頂きました。
・Nitroxideを用いた生体内酸化ストレスの解析
大和真由実 先生(九州大学 先端融合医療レドックスナビ研究拠点)
・なぜプラスチック製品はだんだん壊れていくのか -高分子材料の劣化現象をさぐる-
坂井 亙 先生(京都工芸繊維大学)
・科学者の目を持った八百屋の取り組み ~ESRで食品の抗酸化力を評価する~
丹羽真清 氏 (デザイナーフーズ株式会社)
参加した高校生たちは真剣な表情で、学会発表の雰囲気を体感していました。
また、高校女子特進コースの2・3年生の7名が「化学実験」体験講座の研究成果を口頭発表と
ポスター発表で行いました。
多くの大学関係者や高校生が聴講するなか唯一の高校生発表者として堂々と発表していました。
※ESRフォーラム研究会とは、大型分析装置であるESR(電子スピン共鳴分光)を用いた研究を行う
専門の研究者が集まる学会であり、毎年全国から数十名の大学教員・大学院生・企業研究員が
発表を行っています。
