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高校2018.06.23

【高校放送部】全国大会出場へ(第65回NHK杯全国高校校放送コンテスト奈良県大会で大活躍)

610日(日)、奈良県立王寺工業高校で第65NHK杯全国高校放送コンテスト奈良県大会が開かれました。県内各校からアナウンス部門に22人、朗読部門に40人、番組部門に12作品が参加し、帝塚山高校放送部からはアナウンス部門に4人、朗読部門に3人、番組部門に2作品が参加しました。そしてコンテストの結果、3人と2作品が東京で開催される全国大会に出場することになりました。12年連続の全国大会出場です。


放送部からの出場者は、アナウンス部門の松本奈那保さん(2年)、上原圭登さん・房川みのりさん・加藤あゆみさん(1年)、朗読部門の有賀七望さん・竹脇有咲さん・山中睦未さん(1年)のあわせて7人のほか、みんなで協力して制作したラジオドキュメント・創作ラジオドラマのあわせて2作品です。


コンテストでは、午前中に予選が行われ、勝ち抜いた10人が、午後の決勝に進みました。その結果、アナウンス部門の加藤あゆみさんが優秀賞、アナウンス部門の上原圭登さんと朗読部門の山中睦未さんが優良賞を受賞し、竹脇有咲さんが入選となりました。個人部門入賞者の大半を高校3年生が占めるなか、加藤さん・上原さん・山中さんの3人は1年生でありながら、全国大会出場を決めました。審査員の先生方からも「読みがしっかりしている。これからが楽しみな逸材だ」と、高い評価を受けています。


またラジオドキュメント作品と創作ラジオドラマ作品も、そろって優秀賞を受賞しました。ラジオドキュメント作品は、本校卒業生のピアニスト岡田侑子さんを取り上げました。病気で右手の自由を失いながらも、大好きなピアノを続け、「左手のピアニスト」として活躍する岡田さんの道のりとその思いを取り上げた作品です。制作にあたった山中睦未さんは、「困難な状況にぶつかりながらも、笑顔を絶やすことなく、前向きに頑張り続ける岡田さんに、たくさんの勇気をもらいました。そんな岡田さんの姿を全国の皆さんにお伝えしたいです」と話していました。


創作ラジオドラマ作品は、定期テスト当日、教科を間違えてしまった主人公をめぐるドタバタを、コメディタッチで描いた作品です。制作にあたった有賀七望さんと竹脇有咲さんは、「日常の中のささやかな風景と、誰もが思い当たる失敗を、楽しく描いてみました。沢山の人に楽しんでもらいたいです」と話していました。


放送部の全国大会出場は12年連続です。この4年間は毎年準決勝に駒を進めており、とくに昨年はラジオドキュメント部門で優良賞(全国5位)という好成績を収めています。


加藤さん・上原さん・山中さんの3人と2つの作品は、723日から726日まで、東京の国立オリンピック記念青少年総合センターおよびNHKホールで開催される第65NHK杯全国高校放送コンテスト全国大会に出場します。

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