お天気にも恵まれ、４月８日（木）に令和３年度帝塚山中学校高等学校の入学式を学園講堂にて挙行しました。今年度は新型コロナウィルス感染症対策のため、保護者の皆さまには会場にはご入場いただけず、別室への中継という形になりました。

まずは午前10時より中学校の新入生332名が式典に臨みました。
学校長は式辞のなかで、「今を大切にすること」として、遥か彼方を見ようとせず、目の前にはっきりと見えるものをきちんと実行することで、道は開けるということ。「前向きに自分から実行すること」として、同じ能力の持っていてもプラス思考の人はうまくいき、マイナス思考の人はうまくいかない。まさに自分のイメージしたとおりになるものであるから、行事や勉強にも前向きに進んで取り組んでほしいということ。「コツコツと積み重ねること」として、学習やクラブ活動など日常の中に習慣化していくことによって苦痛ではなくなるものである、と新入生へのアドバイスを伝えていました。

午後１時半からは高等学校の式典が行われ、347名が式に臨みました。
学校長からは、「1.“失敗はつきものである”　失敗を恐れず挑戦し続けること。熱い想いを持ち続けて努力をすれば想いは叶えられる。」「2.“人と比べない”　人と比べるのではなく、焦らず、たゆまない努力をしていれば人の可能性は無限に広がる。」「3.“元気で生きること”　体力をつけることはもちろん、心も元気でいることが大切です。心と体の健康を第一に考えて、元気に学校生活を送ってください」と挨拶されました。

新入生たちはそれぞれ学校生活への期待に胸を膨らませながら、式場を後にしました。