高校2年生の有志5名が、7月15日（土）～17日（月・祝）の3日間、近畿大学で開催されたJEMUNにて、全国（海外含む）35の大学・高校（350名の参加者）の中から3校に与えられた、Positive Impact Awardを受賞しました。

　模擬国連とは、参加者それぞれが一国の大使になりきり国際問題を議論する活動で、学生の国際問題に対する理解を促進する目的で行われています。この活動はリサーチ力、スピーチ力やディスカッション能力、交渉力、合意形成力やリーダーシップなど、机に向かって勉強するだけでは培うことのできない総合的な能力が求められます。全世界の高校や大学で大会が行われており、JEMUNは日本の中でも大規模な大会の一つで、近畿大学国際学部が主催となっています。
　
　今年度の高校生はWHO（国際保健機構）会議が舞台で、テーマはProtecting Vulnerable Groups from the Health Impacts of Extreme Heat　(猛暑による健康への影響から弱者を守る)　でした。 
　本校生徒たちは約3ヶ月という短い期間の中で準備を進め、本番では、それぞれの担当国の大使として素晴らしい力を発揮しました。最初は緊張で思うような討論ができずにいた様子でしたが、最終日には全員が笑顔であったことが印象に残っています。今後もこの経験で培った力が生かされることだと信じています。皆さん、おめでとう！