理科部ロボット班（野間 怜生　鵜木 皓大　鵜木 雄大）がデンマークで開催された国際大会（WRO Friendship Invitational Tournament）に出場してきました。

国際大会は2023年9月21日〜24日にかけて、デンマークのオーデンセ（オーデンセは、人魚姫やマッチ売りの少女、みにくいアヒルの子でも有名な童話作家アンデルセンの生まれ故郷。いまではデンマークの中でもロボット教育に力を入れ、企業を誘致するなどロボットのホットスポット）で行われました。

参加数は世界各国から200を超えるチームが参加。日本からは3チームが参加し、帝塚山チーム（TezukayamaNwU）はロボミッションのシニアカテゴリ（高校生）に日本代表として出場しました。

競技初日は標準ルールにサプライズルールが追加された競技。帝塚山チームは、練習では完璧な走りでしたが、本番では惜しくも満点を逃し9位スタート。

二日目は、まったく異なるルール（2nd Day Challenge Rule）で競い合います。いままで練習してこなかったようなルールに変更され、他の国同様に帝塚山チームも苦戦しました。最終的には総合13位（全41）と健闘しましたが、上位国（台湾、ルーマニア、マレーシア）の対応力の凄さに驚かされる結果となりました。

今回の国際大会は、LEGOの本社があるデンマークということもあり、世界に一つしかない「LEGO HOUSE」を貸切で楽しむイベントがあったり、他国チームと交流するフレンドシップパーティが催されたりと、ただの競技会だけで終わらないものです。

参加した部員たちも、ルール説明や司会進行、さまざまなコミュニケーションが当たり前のように英語で行われる環境に身を置き、英会話（英語力＋度胸）の重要性を再認識した大会でもありました。

理科部ロボット班は、これからも世界一をめざして頑張っていきます。

WROとは
WRO® （World Robot Olympiad) は自律型ロボットによる国際的なロボットコンテストです。世界中の子どもたちが各々ロボットを製作し、プログラムにより自動制御する技術を競うコンテストで、市販ロボットキットを利用することで、参加しやすく、科学技術を身近に体験できる場を提供するとともに、国際交流も行われます。

WRO国際の公式サイト　https://wro-association.org/
デンマーク大会についてはこちら　https://wro2023.dk/