帝塚山中学校・高等学校 校内ニュース・トピックス一覧

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全校2017.06.26

チェリスト新倉瞳さんが来学され、ミニコンサートと中高弦楽部の指導をしていただきました。

6月17日、スイス在住でカメラータ・チューリッヒのソロ首席チェリストとして世界的に活躍している新倉瞳さんが帝塚山中高を訪れ、本校の音楽教室でミニコンサートを開くとともに、中高弦楽部の指導をしてくださいました。


 「ムジークフェストなら」に出演した新倉瞳さんは、フェストを主催する奈良県の出張演奏として、本校中高生約80人を前に、バッハの無伴奏チェロ組曲第1番からプレリュードなど3曲を演奏。さらに、急遽、本校の安田陽先生のピアノ伴奏でサンサーンスの「白鳥」を演奏、繊細な響きに拍手がわき起こりました。


 このあと、弦楽部が9月の定期演奏会の演目のひとつ、チャイコフスキーの弦楽セレナードを演奏したのに対して、「コンミス(首席奏者)は笑顔でみんなをよくまとめ、コントラバスも存在感がある。アンサンブルは『弾くのが10%、聞くのが90%』。体全体を耳にして和声感を持つ。各パートの首席は自発的にコンタクトを取り、後ろの人も楽しんで弾いてください」と新倉さんはアドバイスをくださいました。さらに「音がバウンドしている。嫌いな音もガリガリ弾く。弓をかませると、弓と楽器の接点がつかめる」と演奏法を指導していただき、繰り返し練習し、最後は暗譜で演奏しました。


新倉さんからは「すでに音が違う。上達が早すぎる。音楽は人生を豊かにする。音楽を続けてください」とのお言葉をいただきました。


指導を受けた部員は「音楽を楽しむことを教えられ、演奏のコツがわかった。」「それぞれのパートの音が変わり、合奏が楽しめた。」「これからも弦楽部で音楽を楽しめたらと思った」と話していました。
トピックス写真1

ミニコンサートの様子

トピックス写真2

ミニコンサートの様子

トピックス写真3

中高弦楽部の指導の様子

トピックス写真4

中高弦楽部の指導の様子

トピックス写真5

指導後の様子

トピックス写真6

指導後の様子

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