校内ニュース・トピックス
2018.04.28
「スマート水道メーターに係る共同研究」に関する覚書締結式が行われました。
このたび、奈良市企業局、帝塚山中学校高等学校及び柏原計器工業株式会社は、「スマート水道メーターに係る共同研究」に関し、覚書を締結しました。
これは、本校理科部ロボット班の取り組んで来た課題研究の成果が奈良市企業局から評価されたことが契機となりました。
今回の調印で、奈良市企業局が本研究へのコンセプト及び要望の提案、研究方針の策定を行い、柏原計器工業株式会社がサポートを行いながら、本校生徒が同コンセプトに基づき水道スマートメーターの開発および実証、実機の提案を行います。実践的な学習を通じて本学園建学の精神である「社会の負託に応える有為の人材の育成」につながることを期待しています。どこまで社会に貢献できるか、新しい教育に生徒とともに挑戦です!
水道スマートメーターとは、従来の目視によるアナログ検針用のメーターと異なり、使用水量をデジタルデータとし、メーター内に通信機能を持たせた次世代型の水道メーターのことです。これを実現することで、自動検針による業務効率化だけでなく、水需要を把握する基礎データや漏水の早期発見及び高齢者見守りサービスなど利用者の利便向上も期待されます。
調印者一覧
奈良市企業局 奈良市公営企業管理者 池田 修
帝塚山中学校高等学校 学校長 池辺 政人
柏原計器工業株式会社 代表取締役 三浦 直人