校内ニュース・トピックス
2018.09.06
【中学放送部】ラジオ番組制作で全国2位
中学放送部が制作したラジオ番組「わすれてはいけないこと」が、第35回NHK杯全国中学校放送コンテストラジオ番組部門で決勝大会に進出し、第2位、優秀賞を獲得しました。
同部門には、都道府県大会を勝ち抜いた64作品が参加、その中から中学放送部は上位12作品に選ばれ、8月17日(金)に東京の千代田放送会館で行われた決勝大会に進みました。
ラジオ番組「わすれてはいけないこと」は、戦争のために肉親と離ればなれになり、さらに日本に帰国してからも、日本語が通じないために苦労されてきた中国残留孤児の問題を取り上げました。戦争がもたらす残酷な事実を掘り下げるとともに、日本に帰ってきた残留孤児の皆さんの日本語学習を支える夜間中学校のことを取り上げました。
決勝大会では、重いテーマでありながらも戦争のことを学ぶ大切さをうまく番組に作り上げた点と、取材力の高さが評価され、優秀賞の獲得につながりました。代表でナレーションを担当した齋藤柚芭さん(2年生)は、「大きな賞をいただいて、とても嬉しいです。戦争が残した悲劇をしっかり学び、たくさんの人に伝えたいと思って番組を作りました。」と話しています。
中学校送部にとって今回の受賞は、2016年度大会でラジオ番組「春日山原始林へ行こう」が優良賞を獲得、昨年度大会で山中睦未さんが朗読部門優秀賞を獲得したのに続き、3年連続の入賞となります。
NHK杯全国大会での成績は以下の通りです。
33回大会 ラジオ番組「春日山原始林へ行こう」 ラジオ番組部門 優良賞
34回大会 山中睦未さん 朗読部門 優秀賞
35回大会 ラジオ番組「わすれてはいけないこと」 ラジオ番組部門 優秀賞
テレビ番組「『今』を大切に」 テレビ番組部門 優良賞