10月3日に高校生ICT Conference 2021 in 奈良（主催：高校生ICT Conference実行委員会）が開催され、高校２年生の川村周くんの活躍が評価され11月3日に東京で開催される高校生ICT Conference 2021 in サミットの奈良県代表に選出されました。

　高校生ICT Conference ではICTに関するテーマで高校生が議論し政府に対する提言をまとめます。各地方での予選で選出された代表によるサミットでも活躍が認められれば、全国の高校生の代表として各省庁の幹部に提言をプレゼンすることになります。

　今年度のテーマは「フェイクを見極める」です。奈良県大会では、各学校から集まった生徒が他校の生徒と４つのグループを作り議論しました。川村君の班はフェイクを見極めるにはプラットフォーム側の改善が不可欠であると考え、TwitterやYouTubeなどのＳＮＳについてメリットとデメリットを分析した上で具体的な改善策を提案しました。特に「いいね」や「低評価」のボタンの他に「情報が信用できない」という意味のボタンを追加するというアイデアは高く評価され、参加者による相互評価により川村くんのグループが１位となりました。

　さらにグループ内で最も活躍が認められた川村君が全国大会である高校生ICT Conference 2021 in サミットへ奈良県代表として参加することになりました。

　今年度は、高校生ICT Conferenceへの参加を学園連携事業として取り組んでいます。帝塚山大学の日置先生、高等学校情報科、数学研究部が連携し夏休みの練習会を経て奈良県大会に臨みました。

　ICT Conference 2021は、内閣府、警察庁、消費者庁、総務省、法務省、文部科学省、経済産業省などの政府機関が共催している大会です。

高校生 ICT Conference2021（https://www.good-net.jp/ict-conference/2021/）