帝塚山中学校・高等学校 校内ニュース・トピックス一覧

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高校2022.03.26

【情報科】ピップpresentsビジネスコンテストを開催しました

 令和3年度の高校2年生情報科の授業の一環として、ピップ株式会社様にスポンサーになっていただき「ピップpresentsビジネスコンテスト」を開催しました。このピップpresentsビジネスコンテストでは生徒がチームごとに考えたビジネスアイデアをプレゼンし、ピップ株式会社のCMO(最高マーケティング責任者)をはじめとした社員の皆様に審査していただきます。その審査の結果、最優秀賞や優秀賞(2チーム)、特別賞、CMO賞など5つの賞を選定していただきました。

 まず最優秀賞に輝いたチームは「Tierra」で、CMO賞とのダブル受賞となりました。
「Tierra」は、現在日本では空き家が増え続けており、その古くなった空き家を行政が費用を負担して解体している場合もあることを問題として取り上げました。そこで『消せる街、消える家』をキャッチフレーズに、生分解性の素材を利用し自然に還る家を中心とした街づくりを提案しました。

 次に優秀賞は「NOMAD」と「あ、みみとれた」の2チームでした。
「NOMAD」は20年後の未来に生まれるニーズを独自のアンケート調査の結果も踏まえ予測しました。そして、そこから生まれたアイデアが「都市の中の自然で活動する」という新しい価値観でした。カフェやオフィス、リラクゼーションエリアなどから構成されるバイオフィリックデザインの複合型施設のサービスを、学生や企業などの利用者に応じてパッケージ化されたサブスクリプションで提供するものです。

 「あ、みみとれた」は2039年には垂直離着陸できるeVTOLの市場規模が世界で170兆円にのぼるという予測資料から今後日本でも同様に普及していくと考えました。国土交通省航空局の資料「空飛ぶクルマについて」では、環境整備に係る課題としてeVTOL用離着陸場の制度整備が挙げられていることから、利用されていない土地を離発着場に転換するビジネスアイデアを提案しました。

 ピップ株式会社CMOの久保田様からは「高校生でここまでやるのは素晴らしい。大学や社会人になった時にプレゼンテーションというのは避けて通れない。最終的には皆さんが社会で活躍することが一番大事。そのための第一歩が今回の取り組みだと思って勉強を続けて欲しい。」とメッセージをいただきました。

 生徒達は実際に社会で活躍されている方から認めていただき自信を持った様子でした。また、表彰状と「スリムウォーク」や「プロ・フィッツ サポーター」などのピップ製品を賞品にいただき大喜びしていました。

 ピップ株式会社の皆様、授業にご協力いただき本当に有難うございました。

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