令和5年3月２２日に本校の高校2年の生徒５名が奈良県庁を訪問しました。県庁では、生徒達が令和4年度の人権学習のまとめをプレゼンし、奈良県こども・女性局の谷垣裕子局長はじめ県庁職員の方々と意見交換をさせていただきました。
　
　生徒達は２チームに分かれて「男女の性別による生きづらさ」を解消するためのアイデアを提案しました。谷垣局長からは行政が施策を立案していく際に検討していく過程を例に出しながら、データを正確に分析する事の大切さや、その施策が本当に有効であるのか多面的に考える必要性を説明していただきました。高校生からの提案にも真摯に対応していただき、校内の研究発表では経験できない県政視点からの本格的なご指摘がいただけました。　
　
　高校生からは、「先生の目線とはまた違った意見を下さり勉強になった。自分の考えを伝える難しさを改めて感じたが、この経験を活かして今後もさまざまな事に挑戦を続けたいと思う。」というような感想がありました。今回の取り組みを通して、社会が抱える課題の解決に積極的に挑戦する意思を持ってくれたと思います。