帝塚山中学校・高等学校 校内ニュース・トピックス一覧

校内ニュース・トピックス一覧

校内ニュース・トピックス

全校2024.06.17

【理科部ロボット班】国際大会にて受賞(審査員最優秀賞)

  理科部ロボット班は、6月7日(金)〜6月9日(日)に行われたFLL国際大会(アメリカ・マサチューセッツ州)に出場してきました。

 12月の大阪大会、そして2月12日に東京大学(本郷キャンパス)で行われた日本大会で上位入賞を果たし、国際大会出場が決定していました。それから4ヶ月余り準備を続け、6月5日にアメリカ・マサチューセッツ州にあるウースター工科大学(WPI)に向けて出発。会場となったWPIは同州のマサチューセッツ工科大学(MIT)に次いで全米で3番目に古い工科大学で、学生数は5000人を超える大きな大学となります。

 今回出場したファーストレゴリーグ(FLL)は、アメリカを中心として世界中で20万人の子ども達が参加する世界最大規模のロボット大会です。ロボット競技の他に、テーマに沿ったイノベーションプロジェクトを発表したりとプレゼン要素が大きいのが特徴となります。本校のチーム(Tezukayama ACE)は、レゴを使った楽器をテーマに発表。アンケート調査や専門家へのインタビュー、レゴ楽器のプロトタイプを作りデンマークにあるLEGO本社に商品化に関してのアドバイスをもらったり、レゴ楽器の魅力や意義について英語で発表し、質疑応答も英語で行いました。ロボット競技では、複数あるミッションを全てこなしパーフェクト。100チームを超える中で7チームのみが満点でしたが、本チームもその一つとなりました。大会期間中は、各チームのブースでプロジェクトの展示や説明を行いましたが、本チームの取り組みに多くの人が集まってレゴ楽器を試してもらいました。また、日本らしい文化を伝えるために折り紙で鶴などを作っていましたが、大変な人気で用意した数百枚の折り紙は全てなくなりました。ブースに来てくれた海外チームの子ども達と本校生徒が英語で交流するなど世界大会らしい場面も見られています。

 閉会式で発表された最終結果は、審査員最優秀賞(Judge Award Winner)。大会の準備を始めて9ヶ月続けてきた成果が実った瞬間です。期間中はさまざまなトラブルが発生していましたが、それも含めて参加した生徒にとっては成長の機会となったものと思われます。

 理科部ロボット班は、今後もロボット教育を通じて生徒達の成長につながる活動を続けていきます。どうぞご声援のほどをよろしくお願いいたします。

 

新着情報一覧へ戻る